アメリカのワシントンDCから更新です。TypeCon という書体デザインのコンファレンスに来ています。
きょうの朝一番の話は、金属活字の見本パンフレットのコレクション。見本帳と言うほど分厚くない、パンフレットの写真を見ながらの話でした。
いろんな書体が紹介される中、Futura の見本についても数分間話がありました。フツーのことです。とうぜんですが、「ナチスの書体だ」とか「ドイツやイスラエルでタブー」のような話は、講演者からも会場からも出ませんでした。
書体デザインと特定のイデオロギーの結びつきのような話も、こういったコンファレンスでは聴いたことがありません。