アメリカから持ち帰ったもののなかに Futura が。2005年のニューヨーク出張の時の、エンパイアステートビルのチケットをなぜか大事に持っていた。
裏を見ると、全部 Futura で組まれた電気店の広告とクーポン券だった。
ちなみに、この店 B&H には、 iPod を買いに行っている。クーポン券の広告のことは知らなかった。
マシュー・カーターさんへのインタビューの音声を記録するために iPod とそれに付けるマイクロフォンを買いたかったので、出張前にドイツで見た雑誌『Stern』のニューヨーク特集で紹介されていた記事を控えておいて、コンファレンスの合間にそこまで歩いていった。店に入ると、店員さんたちがちょっと普段見慣れない恰好なのでとまどった。店員は黒ずくめで帽子をかぶり、髭をはやしている典型的なユダヤ人がほとんどだった。あとで調べたらここはユダヤ人経営の店だそうだ。店では、入ってすぐに対応してくれた店員さんに「iPod で録音のできるタイプを探している」と相談したら、素早く探してくれて、それに取り付けるマイクの使い方などとても丁寧に教えてくれて買いものが短時間で気分良くできた(普段生活しているドイツではこうはいかない)し、その説明のおかげで翌日のカーターさんへのインタビューもまったく問題なくできた。カメラの機材などもだいぶプロ向けのものが揃っているようだった。
Futura はユダヤの人も使います。